Office ProPlus(C2R)の更新運用を IIS 管理する方法

皆さんこんにちは、Miyaです。

今回はOffice ProPlusをIISで更新管理する方法についてご紹介したいと思います。

近頃のOfficeは実行形式(MSI or C2R)・更新管理の仕組みが煩雑になり、かなりややこしくなりましたね。(もう少しシンプルにしてほしいです…)

2020年には、Office 365の接続ポリシーが「 Office 365 ProPlus またはメインストリーム サポート中のオンプレミス版 Office 」に変更されたり、Office 2010の延長サポートが終了したりと、次期Office導入の検討を今から計画している組織も多いはずです。

Title:2020 年に Office 365 システム要件変更
https://blogs.technet.microsoft.com/mpn_japan/2017/04/22/office-365-system-requirement-change-in-2020/

本記事の対象であるC2R版のOfficeは、WSUSで配信出来ないことと、更新ファイルサイズが大きいこと、が特徴で全クライアントがInternetに向けて更新ファイルをダウンロードするとネットワークを圧迫するでしょう。

そのため、SCCMや共有フォルダから更新ファイルを配信するなど、組織ローカル内に更新ファイルを配置しておくのが一般的です。

Title:ローカル ソースから Office 365 ProPlus を展開する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/deploy-office-365-proplus-from-a-local-source

↑リンクの内容の通り、共有フォルダから配信しても良いのですが、今回はIISを使って配信する方法をご紹介します。

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IIS側の設定

まずは、適当なサーバーにIISの役割をインストールしておいてください。

Officeの更新ファイルの置き場所のために仮想ディレクトリを作成しておきます。

OfficeProPlus

 

仮想ディレクトリのエイリアスと物理パスを選択します。

OfficeProPlus

 

IISが.dat拡張子のファイルを処理できるようMIMEの種類を追加しておきます。

■ MIMEの種類:application/octet-stream

■ ファイル名の拡張子:.dat

OfficeProPlus

 

これで下準備は完了です。物理パスには最新版のOfficeデータ一式をダウンロードしておきましょう。

OfficeProPlus

クライアント側の設定

Office ProPlusは以下レジストリに更新先のPath情報を持ちます。

キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\office\16.0\Common\officeupdate
名前:updatepath
値 :<更新先情報>

OfficeProPlus

 

以上で設定は完了です。手動更新を試すと、設定したURL先へ更新処理が走ります。

OfficeProPlus

 

WiresharkでもURL先に更新ファイルを取得しているのが確認できますね。

OfficeProPlus

 

試しに、IIS側の帯域制御を1MByteに設定して更新ファイルを走らせたのですが、7~8MByteほど消費している状況でした。制御していない時と比べて大幅に帯域制御されているように見えるのですが、気持ちわるいなぁ…。

IISで配信する機会があればお試しあれ。

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