Outlookで特定のフォルダが消える!? 〜 MFCMAPIでのOutlook調査〜

どうも、Miyaです。

MiyaはOutlook2016からExchange Onlineへ接続しているのですが、先日「あれ?フォルダが何か足りない…」と思い、よく見てみたら削除済みアイテムが消えておりました(´_ゝ`)笑
MFCMAPI

実はこれ、消えているのではなく非表示になっているんです。
そんな時、まず疑うのがOutlookの設定であり、中身を色々と拝めちゃうツールとしてMFCMAPIが用意されております。

Exchange Serverサポートチームのブログでも簡単な使い方が公開されているので、よろしければチェックしてみてください。
MFCMAPI でのトラブル解消

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MFCMAPIとは?

まずMAPI(Messeging Application Programming Interface)という単語を知っておきましょう。

Exchange ServerまたはExchange OnlineではMicrosoftが独自で開発した歴史のあるMAPIをベースに開発されています。
MAPIには、サービスとクライアントで分かれており、今回の場合ですとサービス側がExchange Onlineであり、クライアントはOutlookになります。

MAPIクライアントであるOutlookでは、表示名、件名、本文、受信時間などなど…様々なフィールドが存在し、それらをプロパティと呼んでいます。
MFCMAPIでは、このプロパティを編集することのできる、若干恐ろしいツールになりますw

MFCMAPIを使ってみよう

それでは、MFCMAPIを使って、私のメールボックスのプロパティを確認してみましょう。
但し、本作業はかなり注意して実施して下さいね。メールボックスのプロパティをいじるので、適当に設定を変更してしますと、予期せぬエラーが発生してしまいます。

まず、MFCMAPIを下記ページからダウンロードしてきましょう。
MFCMAPI (February 2014 Release)

ダウンロードしたファイルを解凍して、exeファイルをダブルクリックしましょう。
MFCMAPI

ショートカットキーや簡易的な説明が表示されるので、[OK]で閉じちゃってください。
MFCMAPI

[Session]⇒[Logon]をクリックします。
MFCMAPI

そうるすと、Outlookのプロファイル選択画面が表示されるので、問題が発生しているプロファイルを選択して[OK]をクリックします。
MFCMAPI

すると、プロファイルに追加しているメールボックスが表示されるので、メールボックスをダブルクリックします。
MFCMAPI

すると、左ペインメニューにはメールボックス配下の各フォルダが表示され、右には各プロパティに対する設定値が表示されております。
MFCMAPI

フォルダの表示・非表示設定

さて、まずは私の[削除済みアイテム]を表示したいと思います。

[削除済みアイテム]を選択して、PR_ATTR_HIDDENプロパティをダブルクリックします。
MFCMAPI

Boolean型のプロパティで、チェックを入れるとTrue、つまり非表示になります。
チェックを外して、Falseとしてあげましょう。
MFCMAPI

するとOutlookには即効反映されて、削除済みアイテムが復活しておりました。
MFCMAPI

ちなみに各フォルダをダブルクリックすると、中のメッセージが見れたり、表示名や時刻などのプロパティなども覗けちゃいます。
MFCMAPI

もっと使いこなしてみよう

このMFCMAPIツールは本当になんでも見れちゃいます(´_ゝ`)笑

例えば、メールボックスのアクセス権限や自動振り分けのルールなどもMFCMAPIからは詳細なプロパティを見れちゃいます。
ですでの、トラブルシューティングなんかの時には結構助かるのではないかと思ったりしてます。

また、メールボックスやフォルダの各プロパティを編集できるのですから、当然フォルダの表示名を変えたりなんてことも出来ちゃいます。
ただ、むやみやたらに変更することは推奨しません。

プロパティを編集することで、予期せぬエラーが発生することもありますし、試験的にするのであれば、検証アカウントで手探ることを推奨します。

フォルダ名の変更

さて、規定で用意されている[受信][送信][下書き]などのフォルダ名を変更したくありませんか?(いや、思わないかw)
そんな時、特定のフォルダのPR_DISPLAY_NAMEプロパティを編集することで変更出来ちゃいます。

私は、前々から送信ボックスをGorilla(学名 Gorilla gorilla)に変更したかったので、やってみましょう。

[送信ボックス]のPR_DISPLAY_NAMEプロパティをタブルクリックします。
MFCMAPI

変更したい名称を入力して[OK]しちゃいましょう。これであなたもGorillaです。
MFCMAPI

Outlookを見てみると、Gorillaが見られますね。
MFCMAPI

アクセス権・仕訳ルール

メールボックスには予定表のアクセス権や仕訳ルールが設定されているケースが多いと思います。
仕訳ルールなんかは必須ですし、アクセス権も規定や匿名以外にも編集者や詳細情報などのアクセス権を第三者に振ったりなんてのもありますよね。

そんな中身をMFCMAPIなら詳しく見えちゃいます。

[受信トレイ]を右クリックして、[ACL Tables]をクリックします。
MFCMAPI

[Free/Busy Rights Visible]にチェックを入れて、[OK]をクリックします。
MFCMAPI

このように、設定されているアクセス権一覧が表示されました。
MFCMAPI

次に、[Rules table]をクリックします。
MFCMAPI

すると、設定している仕訳ルールが見えちゃいます。
MFCMAPI

おわりに

他にも、色々な設定変更が出来てしまうのがMFCMAPIです。
ただ、何度も言いますが、使用するには十分な注意を払ってくださいね。

プロパティの編集だけならまだしも、このツールはプロパティの削除も行えちゃうのです。
重要なプロパティを誤動作で削除してしまった暁には、大惨事です…。

MFCMAPIは設定のエクスポートが出来るので、操作前にはバックアップとしてエクスポートしておきましょう!

それでは、よいOutlookライフをっ♪

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